★8月★

8月・な・の・だーー!!
さあこのテンションのまんま、
もりもり攻略だー!イエー!!

グリム「えーと、この月は確か、アレフのテーマ別
イベントの2があるよね」


そうだよマイサン。
これさえ押さえれば
8月は勝ったも同然!!

グリム「あ、マリアとピートが自信過剰になってる」

なぬ、めんどいなあ…
しゃーない、次ターンの仕事は皆でやるぞ。
人数が多いと自信のステータスが下がるからね。
基本的にステータス異常の時は
休みの日に個別注意がベストなんだが。

グリム「14日…イベント発生だよー」

よっしゃ、『ギャンブル大作戦』の
はじまりはじまりー。

んーと、皆で楽しくお茶をしようと約束したのに
アレフが遅刻してるみたい。
せっかくのアリサさんの焼きたてパイが…ああ。

グリム「うう、美味しそう…全く何やってんだろ」

リサとトリーシャはナンパしてんじゃないのーと
言ってるけど、はてどうだろ?
…ん、誰か来たよ

グリム「アレフかな?…じゃない、知らない人だ」

シーヴズギルド…盗賊ギルドの人だね。
何でそんな人がここに?

グリム「えー、なになに、ギルドの賭場で
アレフの負けが込んでるから
代わりに払って…えーー!!??」


へー、アレフがギャンブルとな…
あんまりそういうので遊ぶ感じじゃないけどね。
さて、どうする?払うの?怪しいよ?

グリム「え、え、どうしよ…払わなくちゃ、いけないかなあ」

いけないかなあ、じゃねーよ。
友達といえども、そういうのは事態が
ややこしくなるからやめときなさい。
という訳で『本当にアレフが賭場にいるか確かめる』選択。
何にしても色々はっきりさせなきゃね。

グリム「ギルドの人が賭場まで案内してくれるって」

よっしゃ、いくでー。
リサの姉御と魔法学校生のトリーシャもいるし
百人力だ!れっつらごー!


………………………


グリム「へー、ここが賭場かあ…初めて来たよ」

こらこらキョロキョロしない。
さて、本当にアレフいるのかなー…
……っと、目標物発見。

グリム「アレフー!こんなとこで何してんの!!ったく!!」

うーんまさか賭博までやるとは…
見てみい、女性陣なんか非難轟々ですぞ。

グリム「…ん?母さん。
アレフ、事情があるんだって言ってる」


はあ?ギャンブルに事情だあ?
わけわからん…
理由は後で話す…と言ってるけど。

グリム「んー…僕も良くわかんない。
けど、なんだか真剣だよ」

だねえ…いつものアレフとちょっと違う感じ。
別の場所でまた賭けをし始めてるけど…
はて、どうしたものか…

グリム「母さん母さん。リサがあのディーラーが変だって言ってる」


むむむ、言われてみれば
確かに仕草がおかしいような…
まさか、イカサマしているとか?

グリム「え!本当だったら大変だよ、教えてあげなきゃ!」

うん、こっそりとね。

グリム「アレフ、アレフあのね…
(こそこそ)……え?そんな事知ってる!?」


んなバカな!イカサマだと知っててやってんの!?
…ますますわけわからんー!!

グリム「それでも事情があるから、
  やめる訳にはいかないんだって…
ど、どーしよー…」


どーしようって…借金がかさむだけじゃん。
困ったなあ、こっちも何か対策立てるか?
トリーシャが色々考えてくれてるし。

グリム「そうだね…じゃあ
『魔法を使ってカードに細工する』
を選択するね」

せやね。下手に騒いでも所詮相手の懐の中だし…
さて、カードも選び終わったらしいし、トリーシャ、出番だ!

グリム「…やった!細工上手くいったみたい、勝ったよ!」

よーーし!トリ−シャ偉い!!
ん?アレフが勝ったらギャラリーが騒いでる…
もしかして、このディーラー凄腕だったのかな?

グリム「何でも、借金し倒してやっと引きずり出したんだって。
でも、目当てはこの人じゃなくて…わ!賭場頭だ!」


なにーー!!??
アレフはこの人に用事があったの!?
そりゃまたどうして!?

グリム「えーと、必ずお前に勝って彼女を
  自由にしてやる…だって。
彼女って誰?」


僕が知る訳ないでしょ。
さーてこれで最後なのかな、
アレフめちゃやる気満々やで。
これはもう誰にも止められないな。

グリム「でも大丈夫かなあ…負けたらローズレイクに
沈められたり…しないよね?」


わっかんないよー。
総元締めにケンカ売ったんだから、
殺されなくてもただじゃ帰れないだろうね。

グリム「ああ…もう、世話が焼けるなー!」

本当だよ…しゃーない、さっきと同じように
『魔法でアレフに加勢する』を選ぶよー。

グリム「ん?トリーシャがとっておきの魔法を
使うって言ってる」

大丈夫かなー。
まあマリアよか信頼は持てるけど…
よし、カードも選び終わって…オープン!!

グリム「…やった!向こうが1ペアで、こっちが2ぺア!
アレフの勝ちだー!!」


おおお!!本当にすごい!!
よっしゃ、グリム。
帰ったらトリーシャをデートにお誘いなさい。

グリム「はあ?なんでそうなるの?」

…わかんなかったらいい!鈍いやつだな!
あれ、賭場頭がなにやら興奮してる。
カードを入れ替えられたのが全く解らなかった…って
なんだ。イカサマ、向こうにバレてんじゃん。

グリム「でも、褒められてるね…」

なになに、この部屋はイカサマのテクニックを
競い合う部屋…とな。
その中でも頭はナンバーワンの素晴らしいテクの
持ち主だそーな。

グリム「なるほど…あ、さっきの話の続きをしてる。
キャッシーを自由にしてくれ…だって」

キャッシー…キャッシー…
ああ、前のナンパ勝負のときの被害者のお嬢さんか。
アレフが狙ってて横取りされた子ね。
名前は書かなかったけど。

グリム「彼女は賭場頭さんの娘さんなんだって。
でも、お父さんは事情がよくわかってないみたい」


んー、どうもアレフが1人で空回りしてるなあ。
本人連れてくればいいんじゃない?

グリム「うん、そうしてる。…来た来た」

えーと、アレフはキャッシーさんと
親父さんに勝つって約束してたみたいだね。
いつかのナンパ師のせいで、親父さんに殿方と
会うのを禁止されてたんだって。

グリム「だからこうして無理な勝負をしてたんだー…」

こうしてみると健気な話じゃないか。うんうん。
…が、彼女のほうの雲行きが怪しくなってきたぞ。
博打で勝負したことに、怒ってるらしい…

グリム「彼女はお父さんのお仕事を嫌ってるみたいだね…」

あらあら、アレフは君のために借金までしたのにねえ。
あーあ、怒って出て行っちゃった。

グリム「…なんか可哀想…」

ま、まあ借金も親父殿が帳消しにしてくれたし、
良かった良かった!な!?

グリム「アレフが吼えてるよ…
俺の苦労はなんだったんだーって…」

じ、人生不条理な事もある!
好意を寄せても同じ気持ちが
返って来るとは限らないのだ!
よし!うまくまとまった所で8月終了!!
9月へ続きまーす!!

追記 17日のマリアの誕生日には
服をあげたら喜んでくれるぞ!

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